ここまで長らくバンコク・ジャカルタの旅の様子、そしてムフフなスポットの紹介をしてきた訳ですが、なんだかんだ行っても海外。
危険だってもちろんあるわけです!
はい、なかなか大変な目に遭いました。
悪徳警官にカツアゲ、そしてパスポートの紛失・・・。
となかなかハードなアクシデント。
今回はその時のお話です(汗)
クラシックホテルで夜遊び
世界を股にかける夜遊び好きの間では知らぬ者はいないほど有名なジャカルタの夜のデパート、『クラシックホテル』。
この時一緒に旅していたBBとここ、クラシックホテルでお酒を飲んでステージを見たり、オバちゃんの強力なセールスとの戦いを楽しんでいました。
一通り雰囲気を味わいお会計して退店。
時間は大体深夜2時前くらい。
ロビーを過ぎホテルを出て、タクシーが来ないかと待っていたのですがなかなか来ません・・・。
ロビーにいる従業員に
「タクシーを呼んでくれ!」
といっても
「じきに来るから待て!」
と言われるのでそのまま待つこと10分以上。。
深夜ということもあってこの時間に帰ってくる宿泊者や今から遊びに来る紳士もおらず・・・
敷地内にタクシーが全く入ってこないので通りに出てタクシーを探すことにしました。
それでも車の通り自体が少なく、なかなかタクシーがいない。
いても白い車体のタクシー・・・(汗)
”ジャカルタはとにかくボッタクリが多い”
ってことでタクシーに乗るならブルーバードなら安心!と言われていたので流しのブルーバードタクシーを待つことまた10分程、やっと捕まえて乗車。
ホテルの場所を告げ走り出しました。
悪徳警官の検問!!!
それにしても暗い道通るなぁ。。
実はその前日もクラシックホテルで遊び、タクシーでホテルに帰ったのですが、この日のタクシーは同じ場所で捕まえた筈なのに”通り道が違うな?”と思ったんです。
そして地図でいうと赤丸の辺りのゾーン。
西へ向かう車線に警官が3人ほど立っていて検問・・・。
(この辺り、車の通りはちょいちょいありますが暗くて怪しい雰囲気です。)
噂には聞いていたので
「出たわ・・・汗」
と思いましたね。。
先ずはパスポートの確認!
かちんこがこの時持っていたのがコピーだったのですが
「コピーはあかんやろ!200$出せや」
と言われました。
およそ2,000,000ルピア持っていたのですがぜんぶ没収ート(泣)
そしてBBはパスポートは原本をもっていたものの、パスポートやらバッグの持ち物を調べられた際に避妊具が出てきたのですが、それをツッコまれ持っていた日本円4万円をあえなく没収ート!
一応ドライバーも軽く調べられていたのですが、即終了。
後から思えば”グル”だったかなぁ!!!と。。
その時間5分程。
地獄のカツアゲタイムが終わってタクシーが走り出しホテルへ。
お財布に残ったなけなしの小銭を払い下車。
そこで歩き始めたBBが一言。
『パスポートがないっ!』
え、まじ!?
海外旅行に於いて命の次に大事な物”パスポート”。
それがないってんだからまー焦りましたね。
ホテルのフロントやホテル前に居たタクシーの運ちゃんなどに事情を話し色々聞いてもらったのですが、もうそんなの後の祭り・・・。
どうやっても乗っていたタクシーは捕まりませんでした(あたりまえか)
そこから
そこで一度部屋に戻り、今後するべきことを整理。
- 警察署に行き紛失届を提出→紛失証明書を受け取る
- 大使館へ行き事情を説明し提出、パスポートの再発行(帰国のための渡航書)を申請
- 同時に他に必要な書類を集める&帰りの便を予約
- 発行に2日ほどそれまでの宿の確保
この時は深夜だったので次の日の朝から行動することに。
ドキドキしながら眠りに付きましたzzz
現地警察署の場所は調べたらすぐわかったので朝イチでGO、その後大使館へ行き事情説明。
職員の方も
「それはひどい!」
とHPに事例を載せてよいかとBBは聞かれたそうです。
某お隣の国の様に現地政府や警察に抗議しろよ!って感じですが・・・。
『帰国のための渡航書』という名の仮パスポート申請。
紙を送ってもらうのは時間がかかるので写真でもいいからこちらに送ってもらわないといけないのだそう。
BBは家族、そして友人に動いてもらってなんとか早めに戸籍謄本をGETし写メして送ってもらっていましたが、人によってはしばらく時間がかかって滞在&帰国が大幅に伸びちゃう可能性があるかも・・・。
我々はというと実はヤラレた次の日にはタイへ行く予定でしたがキャンセル、ジャカルタに延泊することに。
『帰国のための渡航書』という名の仮パスポートは第三国への出国が出来ないものだそう。(マジパスポートの場合、発行にものすごく時間がかかります。)
なのでジャカルタから日本への帰国便を急遽予約!
ジャカルタ滞在は延長することになってしまいましたが、仮パスポートの申請なんかは実際ほんの数時間で終了。
それ以外の時間ですが、ぶっちゃけジャカルタは観光資源が少ないので特にすることもなく・・・。
昼間はホテルの周りのどローカル置屋を散歩して覗いたり(懲りてない)。
2,000,00ルピアとのことでしたが、ちょっと日本人には選ぶのが厳しそう。
マンガブサル通りからちょっと入ったところに数件あります!
ローカルショッピングモールのロカサリプラザに行って
のんびりピザハットで昼食をとったり。
ゆったり過ごしました。
そして帰国当日朝に仮パスポートがギリギリ発行、先に起きて受け取りに行ったBBとは空港で待ち合わせし無事帰国の途に着くことが出来ました!
日本へ帰国
帰国便はなんとバリ経由(笑)
空港の外へはでませんでしたが、まさかこの旅でバリの地を踏むことになるとは思ってもいませんでしたね。
空港内で食べたサンドウィッチは
とても美味しかったです。
リゾート地ってこともあり空港の客層はジャカルタと随分違いますね。。。
そして夜を越え
日本へ帰ってきました。
まとめ
まさかの尻切れトンボ的な終わりになってしまった(笑)この旅。
ジャカルタはこういう事もあるので皆さん深夜に地図の場所を通らないように注意してください!
これまで深夜だけでなく、早朝の空港へ向かうタクシーでも同じような検問→カツアゲがあったそうです。
こういう時、大使館で『注意してくださいね』って言ってくれるのはいいですがそれだけでなく、お隣の国の大使館みたいにしっかり市長や警察に猛抗議してほしいもんですね。
再発防止のために!!!
ですが事件直後ホテルのフロントやバイタクの兄ちゃんなど心配してくれて、色んな所に連絡してタクシーを調べてくれたり〜とたくさんの優しさにも触れることも出来ました。
これに懲りずにまたいつかジャカルタ(ってかインドネシア)に行きたいなと思っています!
今までナメてたのでこれを買いました、絶対必要!
証拠集めに、他にも色々役立つ!
コメント
何で悪徳警官にお金を払うんですか?
日本大使館に
払うというよりはカツアゲされたのです(涙)
海外でこういった状況下では命にかかわる危険にさらされる場合もあるのでヘタに抵抗するのは得策ではないかもしれません。
興味深く拝見しました。
悪徳警官には腹立ちますね。
ざっと計算したのですが、被害額が円とルピアでおよそ56000円ほど、パスポート再発行費やホテル延泊やチケットの取り直しで合計10万近くかかってないでしょうか?
次回はグラブやgojekのアプリを使うことお勧めします。まず被害に合うことはないと思います。
余計にお金がかかりましたね(汗)。
そうですね!次回は配車アプリを使用してタクシー移動していこうと思います。
初めまして。
靴の中敷きの下に高額現金を仕込んでおく手で切り抜けられませんかね?
ボディチェックが厳しすぎたらアウトですが…
正直そのへんは運かな!?と(汗)
ですので
など予防していくことが大事かと思います!!
素敵なジャカルタの思い出を〜(*゚▽゚)ノ